ペアリング

ドイツソーセージにはアウフシュニットと言うスライスして食べるソーセージがあります。パンに挟んでサンドイッチに。またはオードブルにと、日常よく食べられるソーセージです。プリッとした食感、パプリカの香りと旨味を感じる「パプリカリヨナー」は、ビールの泡とホップの香りとの相性◎。苦味の強いビールより口当たりの良いビールがおすすめです。

ミネラル感と柑橘系の酸味のある白ワインが、あっさりとした鶏むね肉とパプリカの味わい「チキンアスピック（ゼリー寄せ）」をよりサッパリと引き立ててくれます。見た目もきれいなゼリー寄せは、前菜やパーティなどのおもてなし料理にピッタリです。よく冷やしたスパークリングワインのシャープな酸味と甘みにも合います。

白カビの香りと塩味、硬すぎず程よい食べ応えの「白カビサラミ」は、赤ワインの果実味と相性が良く、いつの間にかワイン、サラミともに一本なくなってしまう程です。白カビはカマンベールチーズと同じで、よりサラミをまろやかにしてくれます。当店の白カビは、少な目につけてあるのでクセもなくとても食べやすくなっています。

馴染みがなく聞いたことのない組み合わせ、日本酒と「白カビサラミ」は合うのか？疑問に思うかも知れませんが、乳酸菌で発酵させて作るサラミは、同じく発酵させて作る日本酒との相性が良いんです。白カビの香りが強くなく、ふわっとほのかに香り、程よい塩味の食べ応えなので、お好みの日本酒と合わせておつまみにするのがおすすめです。

地元掛川産、深蒸し茶の葉を細かくカットし、そのまま豚ロース肉につけて作る「お茶のロースハム」は、当店だけのオリジナル商品です。本場ドイツのハムソーセージ国際コンテストでも金賞を受賞しました。湯呑に注がれた温かいお茶の味わいが、掛川茶の渋み、香り、旨味をまつったハムの塩味を優しく引き立ててくれます。